メキシコ人のタマリンド好き
メキシコ人がこんなにタマリンドが好きだとは、来るまで知りませんでした。
タマリンドで思い浮かぶのは、タイなどのアジア諸国。
しかし、ここメキシコでも、実が道端の木にぶら下がっていました。
とても身近な食べ物です。
そのまま、殻を割って、少しネチャっとしている実を食べます。
中に大きめの種があります。
酸っぱいものが好きなメキシコ人が好むのも、なんとなくわかる味。
独特な酸味と甘み。
梅干しでもなく、これぞタマリンド、としか表現できず・・・
木から取った殻付きが、スーパーで計り売りされています。
家にあるタマリンド味のものを探してみたら、
やっぱりありました。
粉末のジュースのもと「TANG タマリンド味」。
4ペソ(約21円)くらいから買えます。
色んな味があり、手軽に作れて人気。お母さん達がよく買っています。
一袋で2リットル。
かなり甘めのタマリンド味なので、水の量を増やして作ります。
次は、アイス。暑い日は必需品なのですが、25ペソ(135円)。
このクオリティでこの値段は納得できない。
ガリガリ君的なテクスチャーで、味はタマリンドうすめ・・・
実が入っているわけでもなく、シンプル過ぎる。
でも、暑いと買ってしまう・・・
最後に、
こういう駄菓子は山ほどあります。
練り菓子とグミをミックスさせたようなもの。
「DIABLITOS ちっちゃなデビル」5ペソ(27円)
メキシコのお菓子には、だいたい炎やら火が描かれています。
甘酸っぱいだけでなく、周りにスパイシーパウダー的なものが
コーティングされています。
それ程辛くはないですが、日本では出会う事のない味です。
こういうややこしい味が、老若男女問わずメキシコでは人気です。